令和3年度古河総合病院病院指標

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	14	13	34	55	96	169	293	593	609	257

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	68	21.07	13.14	1.47	84.85
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	54	24.91	20.57	3.7	85.85
050130xx9900xx	心不全	26	30.5	17.35	3.85	87.69
030400xx99xxxx	前庭機能障害	20	7.2	4.92	0	71.55
100380xxxxxxxx	体液量減少症	15	23.13	10.66	13.33	82.8

当科は循環器科と連携する事により、重症化しやすい循環器疾患を早期に対応する事、入院が長期化しないように努力しています。
呼吸器疾患と循環器疾患は高齢になるほど、併発しやすくリスクが高くなります。
またこの表にはありませんが心臓カテーテルなどの治療もおこなっており、循環器疾患やその他合併症にも幅広く対応しています。

消化器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）	84	2.04	2.65	0	65.24
060020xx04xxxx	胃の悪性腫瘍	-	-	7.96	-	-
060090xx97xxxx	胃の良性腫瘍	-	-	8.82	-	-
060100xx99xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）	-	-	2.98	-	-
060340xx99x0xx	胆管（肝内外）結石、胆管炎	-	-	9.62	-	-

大腸ポリープの治療が最も多く、外科的治療をはじめ緩和ケアまでおこなっています。
身体に負担の少ない腹腔鏡を中心とした手術も行っており短期間で退院できるようにしています。

循環器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患	38	5.87	4.36	68.37
050180xx02xxxx	静脈・リンパ管疾患	33	2	2.75	65.73
050050xx9910xx	狭心症、慢性虚血性心疾患	21	6.52	3.06	73.71
050130xx9900xx	心不全	19	17.26	17.35	80.16
050130xx9910xx	心不全	10	17.4	14.53	74.4

当科は内科と連携して診療をおこなっています。
高血圧などの生活習慣病にはじまり、心不全や不整脈などの心臓の疾患まで多岐にわたり診療しています。
また、令和3年度より診療体制が新しくなり、心臓カテーテル検査、下肢静脈瘤に対する手術も積極的におこなっています。
様々な診療科と連携し併発や合併症等にも早期に対応しています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160xx001xxxx	鼠経ヘルニア（15歳以上）	25	11.84	4.74	0	68.36
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	25	18.88	13.14	8	83.24
060210xx99000x	ヘルニアの記載のない腸閉塞	24	13.92	9	4.17	67.54
060035xx99x6xx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍	23	11.04	4.54	0	56.91
030250xx991xxx	睡眠時無呼吸	21	2	2.03	0	51.14

当科は総合的に診療している為、患者層が高齢で手術以外の症例が多くなっています。
主に尿路感染の症例が多く、泌尿器科と連携して早期治療をおこなっています。
また、悪性腫瘍（肺、胃、大腸）に対しても手術、化学療法、緩和ケアをおこなっております。
さらに、当科は睡眠時無呼吸症候群の検査入院もおこなっており患者数が増えています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折	84	55.69	25.32	9.52	84.74
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）	80	42.76	19.34	10	82.78
160760xx97xx0x	前腕の骨折	34	4.85	4.99	0	61.15
070343xx99x1xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）腰部骨盤、不安定椎	15	3	2.68	0	74.13
160980xx99x0xx	骨盤損傷	15	40.07	19.02	6.67	83.47

圧迫骨折や大腿骨骨折、椎間板ヘルニア、狭窄症などを多く診療しています。
高齢であっても比較的、手術が多く、早期にリハビリが介入しADL低下を予防しています。
また、回復期リハビリ病棟もあり、継続的に在宅復帰に向けてリハビリをおこなっています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患	57	2.02	4.83	0	73.88
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患	46	2	2.71	0	74.8

当科は白内障、水晶体疾患の患者数が最も多くなっています。
白内障の疾患においては短期間入院での手術もおこなっています。
白内障手術目的にて受診する患者様も年々増加しています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	13	17.46	13.14	0	73
110420xx02xx0x	水腎症	-	-	3.99	-	-
11012xxx99xxxx	上部尿路疾患	-	-	7.36	-	-
130090xx97x0xx	貧血（その他）	-	-	10.38	-	-
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍	-	-	2.5	-	-

当科は主に腎・尿路疾患を診療しています。
また、前立腺癌は近年増加傾向にあり、精査入院もおこなっています。
初期症状には治療をおこないつつ検査を実施したり、外科と連携し早期発見、治療に努めています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	4	3	2	5	3	16	1	8
大腸癌	8	6	6	6	0	35	2
乳癌	1	1	0	0	0	2	1	8
肺癌	0	2	0	3	0	9	1	7.8
肝癌	0	0	0	0	0	1	2

外来での内視鏡検査・手術をはじめ、精密検査により早期に外科的治療をおこなっています。
また、化学療法などもおこなっております。各がんの再発については、高齢で手術等が難しく、入退院を繰り返したり、化学療法の治療で計画的に再入院するケースの数値となっています。また、慢性期病棟などを有していることから初期治療を終え、継続的治療を行う為に当院への紹介が多くなっています。
胃がん：内視鏡手術等（粘膜剥離術、ポリープ切除）で早期手術により転移も少なく治療できています。
大腸がん：胃がん同様となります。しかし、胃がんに比べ内視鏡だけでは対応が困難な場合があり、身体に負担の少ない腹腔鏡を中心とした手術をおこなっています。
乳がん：専門の乳腺外科医が精密検査・手術を行っています。
肺がん：胸腔鏡による新谷負担の少ない手術をおこなっています。
肝がん：主に開腹による手術をおこなっています。

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	4	14.25	50.75
中等症	18	22	78.5
重症	14	24	82.21
超重症	5	23.4	84.2
不明	0	0	0

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	35	69.51	75.89	6.25
その他	13	96.38	74.85	4.17

消化器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径2ｃｍ未満）	78	0.03	1.01	0	65.1
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術）	-	-	-	-	-
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径2cm以上）	-	-	-	-	-

主に大腸ポリープに対する内視鏡手術をおこなっています。
身体に負担が少なく高齢であっても入院期間も短くなっています。
悪性腫瘍の早期発見にもつながり、内視鏡で対応できない場合はすぐに外科での対応となり、重症化する前に外科的治療をおこなう事ができます。

循環器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	36	5.67	5.92	2.78	69.72
K617-4	下肢静脈瘤血管内焼灼術	31	0	1	0	65.81
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	13	6.38	13.62	0	74.38
K5463	経皮的冠動脈形成術（その他）	-	-	-	-	-
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	-	-	-	-	-

主に虚血性心疾患に対するカテーテル手術をおこなっています。
また、当院では下肢血管センターを開設し、下肢静脈瘤に対する手術もおこなっています。
体に負担の少ないレーザー治療で手術をおこなっているため、患者数も増加傾向にあります。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K6335	鼠経ヘルニア手術	24	3.79	7.25	68.38
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	18	4.28	4.56	60.61
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの）	15	0.93	6.6	49.2
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	13	1.92	18.08	66.69
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用埋込型カテーテル設置（頭頸部その他）	10	4.3	56.1	64

当科で最も多い手術は鼠経ヘルニアです。
また、胃癌や大腸癌の手術、胆嚢炎の手術などもおこなっています。
身体への負担を減らすため、主に腹腔鏡下手術をおこない短期間での治療をしています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（大腿）	76	3.67	45.45	6.58	8.67
K0811	人工骨頭挿入術（肩）	33	4.33	57.3	9.09	81.09
K0462	骨折観血的手術（前腕）	24	2.79	12.46	8.33	70.04
K0821	人工関節置換術（股）	16	2.38	34.25	0	74.38
K142-4	経皮的椎体形成術	16	20.63	37	0	79.44

早期に手術をおこないリハビリも介入することによりADL低下の予防に努めていますが、高齢でもあるため術後の入院期間が長期化する傾向にあります。術後は回復期リハビリ病棟を中心にリハビリをおこない在宅復帰に向けての支援をおこなっています。
早期に手術をおこなう事により、在宅へ退院する方が多い傾向にあります。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）	103	0	1.01	0	74.29

主に高齢者の水晶体手術に対する手術をおこなっています。
初めにもあったように当院は高齢者の患者数が多いため平均年齢も高くなっています。
基本的に短期間での入院で手術をおこなっています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	0	0
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	1	0.05
180010	敗血症	同一	4	0.19
180010	敗血症	異なる	0	0
180035	その他の真菌感染症	同一	0	0
180035	その他の真菌感染症	異なる	0	0
180040	手術・処置等の合併症	同一	15	0.71
180040	手術・処置等の合併症	異なる	2	0.1

令和３年度 古河総合病院 病院指標

令和３年度古河総合病院病院指標